vol.829 つげ義春の真実
2026-05-14
・岡本めぐみさんからのお便り⑦
・つげ義春という人
・漫画を描かなくなった理由
・紅い花という代表作
・最も残酷な物語
・どうしても描きたかった作品とは
・つげ義春さんとのコンタクト
・まんだらけの新事業?
・魂の容量の言い換え
・壁を打ち砕くこと
・なんでも探求する古川
・本質を見ることが大切な理由
本日の動画の内容
1.つげ義春の真実と『紅い花』
つげ義春は 名声や地位よりも
最低限の生活を望む人物だったと語られる。
代表作『紅い花』についても 美しい作品で
ありながら 古川は「最も残酷な作品」と
見ている
2.描けなかった作品をAIで再現する
つげ義春が描きたくても描けなかった
作品をAIの力で再現できないかという
構想が語られる
亡くなった作家の未完の思いや
続編制作にもつながる可能性が示される
3.魂の容量とは 多くを処理する力
AIのメモリ・CPU・GPU・SSDなどは
魂の容量を説明するための比喩として使われる
容量が大きい人は 多くの要素を取り入れ
考え 消化することができるという
4.キャパを広げるには 壁を壊すこと
魂の容量を広げるには 自分が拒んでいる
ものや見たくないものにも向き合う必要がある
古川のように 嫌悪や違和感のあるものでも
「なぜそうなるのか」と探求する姿勢が
大切だと語られる
前回ね あの つげ義春さんの
お話しをしました
で つげさんっていうのは 面白い方で
あの あんまり世間的な評判とか
名声っていうのは
興味ない方なんですよね
ただ ずっと貧乏だったから
ある程度のお金があれば良いや
っていう方なんですけども
もう地位も名誉も お金も手に入れたから
だからもう漫画
描かなくなっちゃったでしょ?
あれはね あの 実は理由があって
それをちゃんと きちんとですね
本に一冊にしたいと思ってるんですよ
で つげ義春の真実みたいな本ですね
一番有名な作品が
紅い花っていうのがあるんですよ
で 紅い花っていうのは 皆さんね
あの すごく あれはもう本当に
優れた作品ですよ
つげさんの作品の中でも
やっぱ最高の作品だと思ってますけども
古川くんは
みんなはね あれ 本当に
綺麗な美しい物語だと思ってますけども
古川くんは あれを
つげさんの
作品の中では最も残酷な
お話しだと
断じてるんですね
で その意味を
真実を 本当のことを
書きたいと思って 今 高野さんと
ずっと
ミーティングやってるわけですよ
その中で出たのが
つげ義春が
どうしても描きたい作品が
あったんだけども
描けなかった というのが
一作あるんですよ
それをね その
古川くんは
その再現してみたいというか
つげ義春と喋れますから
コンタクトは一応できますから
で・・・
なんとかですね その作品を一作
作ってみたいなと思う
できるかどうか分かんないですよ?
それは
つげさんの許可が出れば
やってみたいなと思うんですよね
だから そういうことがね
今AIが発達してその
できるようになってきたんですよね
で 古川くんは
つげさんとコンタクトできるじゃないですか
で それをね どんどんね
進化させていくと
手塚治虫さんとコンタクトして
あるいは 亡くなった方と
コンタクトして
続編が描けると
色々あるかもしれませんよね
ま それは分かんないけど
それをまんだらけができるかどうかですよね
やっていけば
面白いかもしれないですよね
まあ いろいろその
権利問題とかあると思うんで
その辺は ま 徐々にクリアしていって
いけば面白いかもしれませんけどもね
まあ まだ生きてる方でもですね
もう描くのは面倒くさいとか
アシスタント使うのも面倒くさいというのを
まんだらけに依頼して いただければですね
じゃあ・・・
この方の 続きを
まんだらけが請け負って描きますよと
で 全く同じ 要するに同じというか
その作者の
コンセプトで描くことができますよと
で その作者の方が
これでOKだとなったら
それを出していけば良いと
いう形になるわけじゃないですか
古今東西
大量のデータを保有している
まんだらけだからこそ可能です
それはね
面白いかもしれませんね
魂の容量とは
で まあ AIの
またAIの話に戻っちゃったけどもね
AIの メモリ CPU GPU
あるいは その ハードディスク?
SSD?そういったものが
要するに魂の容量の・・・
言い換えですよね
分かりやすい言い換え
もちろん その今言った SSDとか
そういうこと知らないと
あの 何のこっちゃってなりますけども
ま 分かりやすく言うとそういうこと
パソコンでこう検索して貰えれば
大体分かりますから 出てくるからね
だから 魂の容量が
大きい人っていうのは
色んなことが考えられるし
色んな要素を取り入れることができるし
色んなものを消化できるわけですよ
で 容量が小さい方っていうのは
なかなかそういうことはできない
じゃあ どうしたらいいか
自分の障壁 壁を
少しずつこう 打ち砕いていく
で こういう風に言われたけども
それはもう受け付けない
いやいやいや 私そういう
人間じゃないから とか
よくあるじゃないですか
あ 聞きたくない
それはダメよ
古川くんは何でも聞きたいわけよ
もう好奇心旺盛・・・
好奇心の塊なわけですよ
だから エロも大好き
で 美味しいものも好きだし
で わかんないものは
全部探求していく
で 拷問とか なんで人間っていうのは
拷問するんだとか
そういうこと探求するわけですよ
気持ち悪いし 嫌いだけども
なんで?っていうのやっぱあるわけですよ
打ち切らないんだよね
なんで人間は強姦するのかと
あんな嫌がってんのにと
で それを探求していくと
あ 人間ってこういうものなんだな
ってわかるわけですよ
で サドとかマゾとか
なんでいるの?
なんで痛いことされて
喜ぶの?ってあるわけですよ
それが人間だけども そこを
見たくない 聞きたくない
そんなものは嫌だ
ってなってしまうと
そっから 離れられなくなっちゃうんですよね
その本質を見ないと
だから キャパの大きさ
小ささっていうのは
そういうところに出てくるわけです
はい 今日はここまで
あとがき
今回の話は つげ義春の未発表の
思いから始まり AIによる創作の可能性
そして魂の容量へと繋がっていく内容だった
特に印象的だったのは「描けなかったもの」を
今の技術によって形にできるかも
しれないという視点である
それは単なるAI活用ではなく 作家の奥に
残された未完の衝動や 表に出なかった
本質をすくい上げる試みでもある
一方で そのためには権利や許可
本人の意志といった現実的な
問題も避けて通れない
後半では 魂の容量とは
「受け入れられる範囲の広さ」だと語られる
美しいものだけでなく 醜いもの
理解しがたいもの 人間の暗部にまで
目を向けること そこから逃げずに
探求する姿勢が キャパを広げていく
のだと感じられる回だった